ある女王さまの夜。 [女王さま・ミケ若]
南の島は最近妙に暖かいを通り越して暑いぐらいの陽気でして
そうなると虫も啓蟄かと勘違いして、わらわらと湧いてまいります。
「ねぇ、下僕。 何かが天井を飛んでいるわ。気に入らない!」
・・・最近、左耳の付け根を蚊に食われた女王さまは
何かが飛び回っているのが、いたくお気に召さないご様子。
「ほら、あそこよ!」
あぁ、確かに蛾の様なものが飛んでいますね。でも先日の蚊のように、特に実害は・・・
「こっちに飛んできたわ!!!!!」
「ちょっと、見てないで早くこの不埒モノを取り押さえなさいよ!!」
「取り逃がしたわ・・・これも全て下僕のせいよ!!ヽ(`Д´)ノ」
どうしても私のせいにしたい。それが女王さまたる所以。
そうなると虫も啓蟄かと勘違いして、わらわらと湧いてまいります。
「ねぇ、下僕。 何かが天井を飛んでいるわ。気に入らない!」
・・・最近、左耳の付け根を蚊に食われた女王さまは
何かが飛び回っているのが、いたくお気に召さないご様子。
「ほら、あそこよ!」
あぁ、確かに蛾の様なものが飛んでいますね。でも先日の蚊のように、特に実害は・・・
「こっちに飛んできたわ!!!!!」
「ちょっと、見てないで早くこの不埒モノを取り押さえなさいよ!!」
「取り逃がしたわ・・・これも全て下僕のせいよ!!ヽ(`Д´)ノ」
どうしても私のせいにしたい。それが女王さまたる所以。